中城ふみ子賞
中城ふみ子賞は、帯広の歌人 中城ふみ子の功績を称えるとともに、地域からの新たな文化の創造・発信を目的に、没後50年となる平成16年に創設され、隔年で実施し、令和4年に第10回をもって休止しました。
<テーマ>
自らの「生きる姿勢」を短歌に託した意欲的で力強い作品
<応募条件>
・未発表の作品 短歌50首で1作品とします。
・入選作品の著作権は主催者に帰属します。
入選者の作品は、雑誌「短歌研究」令和4年11月号に掲載されています。
~中城ふみ子とは~
中城ふみ子は、帯広市で生まれ、31歳の若さで乳癌により亡くなった歌人です。その名が全国に知られるようになったのは、昭和29年「短歌研究」に応募した50首詠が特選となったことによります。その歌は、寺山修司に「自分の歌の出発点は中城ふみ子です」と言われるなど、与謝野晶子同様、一時代の短歌の流れをつくった歌人であると評価されています。
歴代中城ふみ子賞入賞者及び作品名(第1回~第10回) (pdfファイル)